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概要
数種のアーサナが組み合わさっていて、エクササイズの要素が大きいのが特徴です。スーリャは太陽、ナマスカーラはナマステと同意語で敬意を表し、日常生活では挨拶として「ナマステ」が使われています。
太陽は健康と長寿を表す神として考えられており、日の出の頃に太陽に向かって行うことで、そのエネルギーをチャージすることができます。少なくとも12回繰り返すと良いとされていますが、それは12太陽神の名前を唱えながら行うとより効果が上がるとされていたからです。初心者の方は2回くらいから始めましょう。
テクニック
太陽のエネルギーが体をヒーリングするイメージで行いましょう!
- 胸の前で合掌して真っ直ぐ立ちます。

- 両手を上げて(バンザイ)気持ちよく背中をそらせます。

- なるべく背中を丸めないようにしながら、体を前に倒して、両手のひらを足の真横につけます(※つかない時は膝を曲げてください)(※パダ・ハスタ・アーサナ)

- 右足を後ろに引いて、顔を天井側に向けます。
- 左足も引いてダウンドックをします。

- 膝、胸、額をつけてうつ伏せになります(※つま先2、膝2、胸1、手2、額1を床につけるので8点のポーズと言います)
- 足の甲をつけ、肘を伸ばして顔は天井側に向けます(※ブジャンガ・アーサナもしくはサルパ・アーサナ)

急な動きをすると腰を痛めますから気を付けて。肘は曲がっててもOK!
- 足の指を裏側に戻して、再度ダウンドックをします。

ここからは戻っていきます。あと少し!
- 右足を前の両手間に戻し、顔を天井側に向けます。
- 左足も戻して前屈します(※パダ・ハスタ・アーサナ)

- 両手を上げて(バンザイ)気持ちよく背中をそらせます。

- 合掌

終わったら呼吸や心拍の状態を観察して、シャヴァ・アーサナで休みましょう。

どれくらいの回数、スピードで行えばいいですか?
体が覚えるまでは2回からゆっくり行いましょう。気持ち良さを感じてきたら徐々に回数を増やし、スピードも早めてください。

外で太陽に向かってできないです。
目の前に太陽があるイメージで行えば大丈夫です。
効果
教室風景
主に教室で行うアーサナの順序は、仰向け→うつ伏せ→座位→立位の順に進めていますので、立位のスーリャナマスカーラは最終に行うことが多いです。 教室は室内なので太陽をイメージして行っています。終盤で体がほぐれていますので無理なくできますが、個人差が出ますので2~3回にとどめて、まだできそうな方は自宅で練習してもらいます。スーリャナマスカーラ後のシャヴァ・アーサナは緊張と緩和がより気持ちよく感じれます。
まとめ
エクササイズの要素が大きいですが、アーサナが数種入っていますので、体の伸展を感じながら行うと呼吸の乱れを最小でとどめることができます。
スーリャナマスカーラは知名度が高いので、世界中のyogaを知っている人となら一緒にできそうですね。一人や教室でするyogaもいいですが、言葉の壁を越えて、世界の人たちと共通の趣味で一つになるのもいいですね^^


